伊賀くみひもセンター組匠の里(三重県伊賀市)で伝統的工芸品 伊賀組紐を購入
□年始に三重県伊賀市方面へ遠征
・①福生山自性院櫟野寺(いちいの観音)
・②伊賀の里モクモク手作りファーム(伊賀市)
商品編 食事編
・③敢國神社(あえくに)(伊賀市)
・④正月堂(観音菩提寺)(伊賀市)
・⑤伊賀くみひもセンター(伊賀市)
・⑥Aコープ三重青山店(伊賀市)
・⑦開花屋楽麺荘御在所SA
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⑤伊賀くみひもセンター組匠の里
三重県伊賀市四十九町1929の10
伊賀くみひもセンター
℡0595-23-8038
【開館】 午前9時~午後5時
【休館】 休日を除く毎週月曜日
【入場料】 無料
市内各地に看板出ていたり、周回バスに行き先が表示されていて気にはなっていました。ホントにたまたま偶然、センター前を通過した時に発見し、様子伺いのために寄る。
中に入ると1階は展示というよりは販売スペースメインの配置になっていました。
まずはサッカーチーム「伊賀フットボールクラブくノ一」のグッズコーナー拝見。
組紐を使ったコラボグッズもあれば、それ以外の通常応援グッズも販売している。
期間と時間は限定(3月~11月日曜祭日/午前10時~午後4時)されるが、くみひもの実演を見ることができる。当日は期間外のため機械のみ撮影させていただく。
今回の伊賀行で是非とも購入したいと思っていた伊賀組紐ですが、道の駅等ではなかなか思うようなものが見つからず、断念しかけていました。こちらのくみひもセンターで見つからなければ絶対にどこにもないと思って探すとようやく手頃な価格の正絹平打紐を発見。
着物の帯締め用に加工されたものではなく、両端がカットされているものです。2,000円。
これを使ってIDカード用の首掛けストラップを自作するのです。
自社の勤怠・精算・セキュリティ用が1枚、別立入場所のセキュリティカード1枚、別立入場所の精算用カードが1枚と合計3枚のIDカードを仕事で使っています。
それぞれのカードを保護ケースに入れ、ある時はリール紐を伸ばして自動改札ゲートにかざしたり、取り外して改札ゲートチェックマンに手渡したりと、瞬時に脱着できるように、それぞれの機能がついたパーツを取り付けて使用するための自作です。
使用は自社内だけでなく他社でも使用するため派手めなものは避けたいが、ちょっとお洒落で粋なものが欲しい。厚さのあるものはパーツ取り付けられない等々、まさしく帯に短し襷に長し。あれこれ迷っていたら結構、時間がかかったのですが、なんとか1本購入することができました。嬉しい。
完成したストラップは公開しません。あしからず([E:confident])
組紐はもともと仏教用の袈裟、巻物、経典などの飾り紐として使用され、その後、武士の飾り紐(真田紐や三分紐)や茶の湯の道具、そして和服の帯止めと多種多様な使われ方をされています。
伊賀組紐はもともと奈良に近いこともあって仏具をはじめ、奈良時代を起源としていますが、その後江戸幕府の保護の下、江戸に移住した職人が組み方の種類をさらに考案し、多種多様な使われ方をするようになりました。
その江戸組紐の技術を得た職人が明治時代に当時の上野市で開業したのがきっかけとなり、伊賀組紐として全国的に有名になったようです。
そして、昭和51年に通産大臣によって伝統的工芸品に指定され、現在に至ります。
買物した後は上階を確認。
◇2階は「伝統伝承館(入場無料)」
・伝統工芸品(県五産品)常設展示
・伊賀地域地場産品 常設展示
・伊賀くみひも 資料展示・作品展示
3階はくみひも製作の体験も事前予約で70名まで可能。絹100%の糸と金糸を使い「丸台」というくみひも台を使って作成するので本格的な商品を自作可能。
◇くみひも道場(組匠の里 3階)
伝統工芸体験教室 10:00~16:00
・料金 1000円
・所要時間 45分~60分
・制作内容 キーホルダー又はブレスレット
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